レーザービギナー
第1回 レーザーって?
今では生活の中にもレーザーがどんどん入り込んできていますが、レーザーって何なんでしょうか?
レーザーはLASERと書きホントは物理用語を英語で綴った頭文字をとった言葉だったんです。

■LASERは直訳すると難しすぎます

昔、レーザー装置は専門家が取り扱う特殊な装置でしたが近年ではCDプレーヤーやDVDプレーヤー、
ブルーレイプレイヤー等の身近な電化製品はもちろんのこと光ファイバーやバーコードの読み取りと
生活を取り巻く環境で多く利用されています。レーザーはそれだけ便利な物なんですね。
そこで今回のワンポイントは「レーザーって何?」です。

LASERは Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation の略で
直訳すると 励起誘導放射による光増幅 ってことです。難しい言葉ですね。

簡単に言うと光の作り方をレーザーって呼ぶことなんですね。だから私達は本当はレーザー光って、
呼ばなきゃいけないんですね。
レーザーによって作られる光はレーザー光でレーザー光を出す装置はレーザー発振器となります。



レーザー光の軌跡は通常は見えません
■レーザーの歴史

1960年
固体ルビーレーザーは可視光レーザーとしてMaimanが発明、Townes、Shawlowらが発表。
以来、多くの研究者がガスレーザーの実現に向けて研究開発を行っていたが意外にもルビーを使った可視光レーザーをMaimanが発明した。
<波長690nmの可視ルビーレーザー>

1962年
日本でもガスレーザーを発振させることに成功した。
<波長1152 nmの赤外線 He-Neレーザー>

ルビーをレーザーに使うなんてちょっと贅沢