特集

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展示会紹介 LASER World of PHOTONICS 2019

LASER World of Photonics は、レーザー、光学、光学製造技術、センサ、測定技術などレーザー技術の全分野をカバーした展示会です
会 期 : 2019年 6月24日(月)~6月27日(木) / 会 場 : New Munich Trade Fair Centre (新ミュンヘン貿易センター)

 6月24日(月)~6月27日(木)の4日間、ドイツ・ミュンヘンのNew Munich Trade Fair Centre (新ミュンヘン貿易センター) にてレーザーオプトロニクス、光学、光学製造技術、センサ、測定技術などを一堂に集めた世界最大のレーザーとレーザーシステム及び光学系の専門展「LASER World of PHOTONICS 2019 」【主催:Messe München GmbH /TEL(+4989)949-11468】が開催された。

 レーザーシステム及びレーザー機器、レーザー測定器に関する専門展だ。1973年に始まったこの展示会は2年に1度開催されており、この展示会に出展する多くのメーカーはこの展示会に合わせて新製品の発表を行うほどで、この展示会の重要性は高い。もちろん世界各国からレーザー及び光学製品に関連するメーカーが出展しており、来場者も世界各国から集まっている。同時に開催されるワークショップやセミナー等も開催されており、単なる展示会にとどまらず新しい技術発表の場としても重要な展示会となっている。

今回の出展社数は1,325社となり、来場者登録数は前回(2017年:32,700人)から1,000人以上増加の4日間で34,000人以上の関係者が訪れたと発表された。会期中は各国から来場した多くの関係者が新製品の発表を熱心に聞いていた。

また、同展示会では「World of Photonics Congress」というレーザー技術および光学技術のあらゆる側面に焦点を当てたプラクティス指向の講義プログラムが同時に開催で行われており、研究だけで無く産業にも焦点を当てた国際会議となっている。 今回「World of Photonics Congress」で開催された国際会議は以下の通り。

・ CLEO/Europe – EQEC 2019

・ Lasers in Manufacturing (LiM 2019)

・ EOS Optical Technologies

・ Imaging and Applied Optics

・ Digital Optical Technologies

・ Optical Metrology

・ European Conferences on Biomedical Optics (ECBO)

ミュンヘン 

 ドイツの南に位置する都市ミュンヘンはバイエルン州の州都であり、英語などではMunichと綴られ、ミュニックと発音します。ドイツ第3の都市でありながら治安はドイツで一番良いとも言われていて、この季節は日照時間が長く、また季候も良いため、多くの観光客が訪れ、街が非常に賑わいます。週末には各広場で屋台が数多く軒を連ね、音楽や踊りのイベントなども行われます。新市庁舎のあるマリエンプラッツェも踊りや音楽そしてビールを楽しむ人であふれかえりとても賑わいます。

バイエルン州と言えばピンとくる方も多いようにビールとヴァイスヴルスト(白ソーセージ)が特に有名です。ミュンヘンを訪れた方はテラスでソーセージをつまみにビールを飲んでしまうと思います。ただ、このヴァイスヴルストは非常に傷みやすいため、早朝に準備して、朝食と昼食の間に食べるのが伝統。新鮮なヴァイスヴルストはコンソメなどで茹で、冷めないように茹で汁とともに大きなボウルに入れてテーブルに運ばれます。皮をむいてバイエルン風の甘いマスタードを付けて食べるととても美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいます。実はボールに入ったゆで汁も美味しいスープに・・・。こっそり味わいましょう。 いった小籠包もあるので上海に行った際にはぜひチャレンジして下さい。

ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)

新市庁舎

仕掛け時計の人形

 ドイツでもビールと言えばピルスナーが人気ですが、『デュンケル』(黒ビールよりやや赤みのある焦げ茶色のビール)や『ヴァイツェン』(小麦から作られ、ほかと比べて泡が多くさらっとしているビール)も是非お試し下さい。そしてビールを飲むときはレストランやビアホールもいいですが、チャンスがあれば街中にも多数あるビアガーデンを楽しんで下さい。レストランでは0.5リットルのグラスが標準サイズですがビアガーデンではなんと1リットルのジョッキでやってきます。この季節のドイツは夜10時近くまで明るく、気分は昼間から飲んでる感じで思う存分ビールを楽しめます。

市内中心部の観光スポットとしてはマリエン広場に「新市庁舎」(新といっても建築後約100年が経過している)があります。そこにあるのがドイツ最大の仕掛け時計で11時と12時(夏季17時)にはほぼ人間の大きさの人形32体と鐘が結婚式を再現した動きとメロディーを披露。鐘が鳴り始めるとみんな一斉に見上げて、その優雅な動きにしばしうっとり・・・。

新ミュンヘン貿易センター(New Munich Trade Fair Centre )

Uバーンと新ミュンヘン貿易センター

 LASER World of PHOTONICS 2019の会場はドイツ・ミュンヘンの『新ミュンヘン貿易センター』で、会場へはミュンヘン中央駅からUバーン(U2)で約20分。『新ミュンヘン貿易センター』は非常に広大な会場で、1ホールあたり、161m X 71m 、約11,000 m2の展示スペースとなっており、このスペースがなんと17ホール、屋内展示場の総面積は180,000 m2と幕張メッセの約3倍の屋内展示面積がある。今回の展示会ではこのホールを5つと中央ホールを使用して開催された。初めて来場される方は口々に展示会の規模の大きさにびっくりされています。
わかりやすく今回の展示スペースの広さを比較すると『東京ビッグサイト』の東館1-7ホールとほぼ同じのスペースがレーザーやレーザーシステム、光学系やレーザー測定器で埋め尽くされていることになる。『幕張メッセ』で比較すると本館1-8ホールすべてがレーザーやレーザーシステム、光学系やレーザー測定器で埋め尽くされていることになり、それだけの展示を見て回るのだから見る方も凄く大変だ。
LASER World of PHOTONICS 2019

 

 メインゲートを入ると中は広いエントランスになっており、左手に入場のための受付がある。すべてPCによる電子手続きとなっており、入場者は自分で個人情報を入力するシステムとなっている。多いときにはこの手続きの列が長くなりエントランスは人であふれかえる。事前登録による入場証をプリントアウトしたもの持参すれば手続きは省略できる。

 手続きを終えるといよいよ展示会場に入ることになるが、ガイドブックとにらめっこして、回る順番をしっかりと決めなければ見逃してしまうこともあるので、焦らずに目的をもって行動することが大事だ。それでなくとも相当な距離を歩かされることになるのだから。


「 LASER World of PHOTONICS 2019 」では展示会場に併設のPhotonics Forumで各種の発表も行われた。

主なトピックスの概要は以下の通り。

・Laser Systems for Production Engineering

・Biophotonic / Optical Metrology and Imaging

・Lasers and Optics

・International Laser Marketplace

・Respice SME

広大な展示会場のホール。幕張メッセ1-8ホールのおよそ4倍のホール面積を持つと言えば大きさが想像できるだろうか。
レーザー・コンシェルジェが注目した製品
レーザー発振器
フェムト秒UV固体レーザー
COHERENT

COHERENTのブースでは各種新製品の発表展示が行われていた。主な新製品としては空冷式半導体レーザ ComapctSE、高出力UVレーザサブシステム PowerLineAVIANX、産業用エキシマレーザ LEAP300K、高出力モードロックUVレーザ(擬似CW) PaladinNX355-35000、ピコ秒レーザ HyperRapid NXTシリーズ、産業用UVフェムト秒レーザ Monaco UVとなっている。Monaco UVはMonacoシリーズにUV波長のモデルを加えた形となるが、OLEDの切断やウエハ切断、ポリマー薄膜や箔の切断、フレックス回路やlow-kなどの材料加工に適した製品となっている。

レーザー発振器
高出力ブルー半導体レーザー
laserline

Laserlineでは前回のLASER World of PHOTONICS で発表されていた高出力ブルー半導体レーザーの一般販売開始をPRしていた。このレーザーはLDMblueシリーズという産業用アプリケーションで長年にわたり確立されている19インチのLDM製品のラック設計に基づいていた、波長400nm-500nmのブルーレーザーで150マイクロ秒(10%-90%)未満の立ち上がり時間でのダイオードレーザー出力パワーの高速変調が行えます。ブルーの波長は銅の吸収がIRの波長に比べて高く、効率の良い加工が行えます。最大出力1 kWのモデルをラインナップしている。

レーザー発振器
ファイバーレーザー
SPI Lasers

SPI LasersではvariMODEを搭載したファイバーレーザーの展示紹介が行われていた。variMODEはSPI Laserの特許技術でファイバー内に搭載された新技術により出力ビームの品質とモードプロファイルをリアルタイムで可変させる機能のこと。これにより各アプリケーションの処理を最適化することができ効率の良く品質の良い加工が行えるとのこと。他社の専用ファイバーによるモードプロファイル変更技術と異なりレーザー内で変換するため従来のファイバーが使用可能とのこと。
レーザー発振器
ファイバーレーザー
IPG Photonics

毎回大きなブースを構えるIPG Photonicsでは多数のレーザー関連製品や新製品、新技術の展示紹介が行われていた。各種ファイバーレーザーをリリースしている同社の新技術としてピークパワーを一時的に2倍に高める事でピアッシングを効率よく行える技術を搭載したレーザーを発表していた。また、各種波長やパルス幅のラインナップを揃えてきている同社だがそれぞれのモデルで出力を上げた製品を発表していた。中でもピコ秒レーザーではパルス幅3psで0.2mJ@50-1000kHz、200Wという高出力モデルが発表されていた。その他筐体の小型化を行った製品が多数展示されていた。
レーザー発振器
フェムト秒固体レーザー
TRUMPF

毎回大きなブースを構えるTRUMPFでは多数のレーザー関連製品や新製品、新技術の展示紹介が行われていた。大出力の固体レーザーをメインとしてきた同社だが短波長や短パルスにも非常に注力しており今回もブース内の大きなスペースをとり新技術や新製品が紹介されていた。新製品の1kWグリーンCWレーザーTruDisk1020によるデモ加工やパルス幅可変の短パルスレーザーTruMicro2020によるマーキングのデモが行われていた。ワールドプレミアとしてはフェムト秒レーザーのTruMicro5370フェムトエディションの発表が行われていた。この製品は波長343nmのフェムト秒レーザーとなっている。

ACSYS
activefiber
AdValuePhotonicsPhotonics
AEROTECH
AMPHOS
Amplitude
ARGES
ATL
BLACKBIRD
Bright Solutions
Canon
CASTECH
CASTON
CK LASER
COHERENT
Convergent Photonics
CORNING
edgewave
Edmund Optics
El.En..
Eon Laser
EZCAD
ficontec
FraunhoferILTILT
フジクラ
FUTONICS LASER
GFH
Grace Laser
浜松ホトニクス
Han's Laser
Heraeus
IDEX
II--VIVI
INNOLAS
IPG Photonics
IRADiON
JENOPTIK
JPT
KUGLER
laserline
lasermet
LASERPOINT
laservision
lessmuller
LIGHT CONVERSION
LIMO
LitronLasersLasers
LMB
LUMENTUM
LUMIBIRD
LUXINAR
LZH
MAXPhotonicsPhotonics
MenloSystems
meopta
MeRSeN
Montfort Laser
NKT PhotonicsPhotonics
nLIGHT
Novanta
OPTOGON
Panasonic
penteq
PHOTON ENERGY
photonic toolshotonic tools
Photonics Industries
plasmo
PRECITEC
PRIMES
PROTECT
Raycus
RAYLASE
reci
SCANLAB
SCAPS
SCHOTT
sill
SIOM
Spectra--PhysicsPhysics
SPI
SYNOVA
THALES
THORLABS
trotec
TRUMPF
Zemax
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