特集

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 展示会紹介 OPIE 2019

OPIEは国内最大級の光関連の専門展示会で光業界の動向調査の最適な場として多くの業界関係者が参加します
会 期 : 会 期 : 2019年 4月24日(水)~ 4月26日(金) / 会 場 : パシフィコ横浜

 22019年4月24日(水)~ 4月26日(金)の 3日間、パシフィコ横浜にて光関連の専門展示会「OPIE 2019」【統括主催:一般社団法人 OPI協議会 / 03-5228-3541】が開催された。また同時に光の国際会議である「OPIC 2019」も行われた。
 「 OPIE 2019 」は、一般社団法人 OPI協議会が統括主催する展示会でフォトニクス関連のメインプレーヤー400を超える企業・団体が集結する光技術の専門展示会となっている。「 OPIE 2019 」は、「レーザーEXPO」、「レンズ設計・製造展」、「赤外・紫外応用技術展」、「産業用カメラ&アドバンスドイメージングEXPO」、「宇宙・天文光学EXPO」、「ポジショニングEXPO」の6つの展示会から構成されていて、中でもレーザーEXPOは、レーザー技術のあらゆる可能性の発展に寄与すべく、社団法人レーザー学会 主催のもと、レーザーおよびレーザー関連製品取り扱い企業とユーザーとのコミュニケーションの場として開催する技術展示会となっており同分野では国内で最大規模を誇る。ほとんどの来場者が目的を持って同展に訪れており、レーザー専門展示会としてレーザー関連産業発展の役割を担っている。レーザー技術は、新たなイノベーションを生み出す可能性があると期待されており、本展示会はレーザーが持つポテンシャルをアピールする場にもなっている。国際会議が行われることもあり展示会に訪れる来場者もワールドワイドで各国から新製品などの情報収集を目当てに多くの人が訪れる。アジアからの来場者も多く、中国、韓国、台湾からは特に多くの来場がある。もちろん欧米からの来場者もある。
 不安要素が取り巻く世の中だが、展示会には多くの関係者が来場し、3日間で16,709人の来場者数となった。多くの関係者が訪れた会場内は商談を行う大きな声が各所で聞かれ大変な盛り上がりとなった。会場内で行われたメーカーによるプレゼンテーションにも多くの聴講者が集まり、熱心に聴講する姿が見られた。発表によっては座りきれない聴講者が集まるプレゼンテーションもあるなど関心の高さがうかがえた。
 この展示会では展示されている製品の多くが理化学用・産業用であり、レーザー・コンシェルジェはいつもどおり、レーザー加工という観点でレーザー加工に関連するレーザー発振器、光学機器、測定器などの製品を中心に取材を行った。年々新技術や新製品が少なくなり展示会は既存製品のPRの場となっており業界として成熟してしまった感が否めなくなった。
レーザー学会 産業賞授賞式
 レーザー学会産業賞は、レーザーの技術と応用の一層の普及促進を図るとともにレーザーの新技術育成と実用化・製品化に貢献することを目的として、技術・実績・新規性・市場性に優れレーザー関連産業の発展に大きく貢献すると認められる製品・応用を表彰するものでレーザー学会が創設。今回は下記の企業が受賞した。
  ◆優秀賞 [敬称省略]
・3次元眼底像撮影装置 DRI OCT Triton(株式会社トプコン)
・ArF Immersion リソグラフィ用レーザ GT6XAシリーズ(ギガフォトン株式会社)
・TNGAエンジンの高速燃焼を実現するレーザークラッドバルブシートの量産実用化
(トヨタ自動車株式会社)
◆奨励賞 [敬称省略]
・車軸の検知が可能なETCシステム向けレーザ式車両検知器(三菱電機株式会社)
・超短パルス1064nm DFBシードレーザQLD106G-6410シリーズ(株式会社QDレーザ )
・520nm 130mW出力Single Mode緑色半導体レーザー GH0521DA2G/GH0521DA5G
(シャープ福山レーザー株式会社)
◆貢献賞 [敬称省略]
・最新レーザー技術導入とその応用提案による国内の科学技術および産業への貢献」
(コヒレント・ジャパン株式会社 )

レーザー・コンシェルジェが注目した製品
レーザーセーフティー製品
インターロックおよび表示灯なtarget="_blank" ど
株式会社大興製作所

大興製作所では各種レーザーセイフティー製品の展示が行われていた。一般的なレーザー用フィルターやレーザー保護めがねはもちろんのこともう一歩踏み込んだ安全製品としてインターロックに関する製品や表示装置などの展示も行われていた。インターロック製品は装置のドアや部屋のドアと連動する形でレーザーの発振時はドアを開けなくするような仕組みや不用意な操作でレーザー発振を停止するような仕組みになっており、装置組み込みや部屋への設置を目的に拡販したいとのこと。

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レーザー光学系製品
斜め照射ビームホモジナイザー
株式会社大興製作所

大興製作所では各種ビームホモジナイザーの展示が行われていた。通常のビームホモジナイザーを初め、2分岐ビームホモジナイザー、ズームホモジナイザー、斜め照射ビームホモジナイザーが展示されており、中でも斜め照射ホモジナイザーはこれまでに無い発想の光学製品で、照射光学系と観察光学系を完全分離できるのでWDのとれる実体顕微鏡なら簡単にビーム照射部の観察が真上から行える。均一エリアサイズは□8mmで均一性は±5%、対応波長は780-1060nmとなっている。

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レーザー発振器
LD励起固体レーザー
レイチャーシステムズ株式会社

レーチャーシステムズでは各種固体レーザーの展示が行われていた同社は米国Photonics Industriesの日本代理店で産業用を中心としたレーザー発振器を取り扱っている。今回は新製品としてPhotonics Industries社のDPシリーズの展示を行っていた。DPシリーズはYLFタイプの固体レーザーでパルスエネルギーの高い点が特徴となっている。DP20-bは波長527nmで100Hzでのパルスエネルギーは18mJとなっておりランプ励起レーザーの置き換えも可能な仕様となっている。
レーザー発振器
ファイバーレーザー
丸文株式会社

丸文では同社が代理店となっている各種レーザー製品の展示を行っていた。米国nLIGHT社のファイバーレーザーや独国LaserLine社の高出力半導体レーザー、独国Futonics Laserのファイバーレーザーなどの展示が行われていた。特に樹脂溶着などで注目されている2ミクロンレーザーはこれまで出力の点で加工速度の限界に不満があったが、Futonics Laserがシングルモードファイバーレーザーで250Wという高出力のモデルをリリースしたことにより産業での利用が加速されそうだ。
レーザー発振器
LD励起固体レーザー
サンインスツルメント株式会社

サンインスツルメンツはレーザー発振器をはじめ、ファイバーレーザーやCO2レーザー、半導体レーザーなど多品種のレーザー発振器を扱っている。ファイバーレーザーは中国メーカーの価格の安い製品を中心に取り扱っており、装置化での対応も可能となっている。固体レーザーは米国Advanced Optowave社の製品を取り扱っており、最近ではレーザーヘッドのサイズがコンパクトになりオールインワンになった製品も登場している。UVやグリーンではまだまだ固体レーザーの需要が多く高出力化が落ち着いた状況でコンパクト化が進んでいる。

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レーザー測定器
ビームプロファイラー
カナレ電気株式会社

カナレ電気はこれまでのレーザービームプロファイラーで必要とされていた減衰光学系を使用しなくてもビームプロファイル測定が出来るビームプロファイラーとしてBPFシリーズの展示を行っていた。減衰光学系が不要でも本製品本体は非常にコンパクトでレーザー光軸上にセットするだけで簡単にプロファイル測定が行える。測定波長は380-550nm、750-900nm、900-980nmの3タイプとなっており、現在はUVはラインナップされていない。最大ビーム径は4mm。デモ機の貸し出しも可能となっている。
レーザー発振器
ディスクグリーンレーザー
トルンプ株式会社

トルンプでは銅溶接市場に向けた高出力グリーンレーザーの展示を行っていた。IRレーザーに比べ吸収の高いグリーンレーザーを使用することにより高効率な加工が行え、高品質を保ちながら高速な溶接加工が行える。デモ加工に使用されていたレーザーはTruDisk Pulse421で波長515nm、出力400Wのグリーンレーザーとなっており、最大パルスエネルギー40J、パルス幅0.3-50msecと溶接に向けた仕様となっている。デモでは銅板に銅電極の溶接を電極間隔のバラツキを自動補正しながら高品質な溶接加工が行われていた。

オーテックス
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プネウム
SPIE
レイチャーシステムズ
トルンプ
ソーラボ
サンインスツルメント
丸文
フォトテクニカ
カナレ電気
住友電工
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ファナック
住友重工業