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第8回 ゴーグルの話(その1)
日常何気なく使用しているゴーグルですが、色々な色があるのはなぜでしょうか。
■ゴーグルの話(その1)
今回はゴーグルについてちょっとふれてみましょう。 レーザーには様々な波長があります。ゴーグルもそれぞれの波長にあったものがあります。紫外線専用や紫外から近赤外線までをカバーしたものなどその種類も豊富です。使用するレーザーにあったものを使用するのは当然ですが、ではなぜ広くカバーしているものを使用しないのでしょうか?波長範囲が広ければいろいろなレーザーに使えるのでお得と考えるのは私だけでしょうか(笑) 実は波長によって着色するための混ぜものが材料練り込まれます。そのため室内でサングラスをかけるようなもので作業がしづらくなります。ただ暗くなるだけであればまだいいのですが色がついているのでホントに見えにくいです。
レーザー保護メガネが透明だったらいいのに
今回はゴーグルについてちょっとふれてみましょう。 レーザーには様々な波長があります。ゴーグルもそれぞれの波長にあったものがあります。紫外線専用や紫外から近赤外線までをカバーしたものなどその種類も豊富です。使用するレーザーにあったものを使用するのは当然ですが、ではなぜ広くカバーしているものを使用しないのでしょうか?波長範囲が広ければいろいろなレーザーに使えるのでお得と考えるのは私だけでしょうか(笑) 実は波長によって着色するための混ぜものが材料練り込まれます。そのため室内でサングラスをかけるようなもので作業がしづらくなります。ただ暗くなるだけであればまだいいのですが色がついているのでホントに見えにくいです。
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カラーコンタクトをしている人は見えにくくないのでしょうか?UVしか使わないのであれば、UV専用のゴーグルを使用することを推奨します。ほとんど透明で視界を妨げませんから(笑)なぜならばポリカーボネートは材料そのものが既にUVをほとんど通さないからです。そのため一般のサングラスもポリカーボネートをUVカットの材料として使用しています。しかしレーザーは紫外線強度が強いためこれだけでは十分とは言えず混ぜものをしてOD値をあげています。また固体レーザーなどはUV以外の波長である2倍波や基本波などが漏れ出ている製品も存在しますので、発振器メーカーに必ず確認することをお奨めします。自分の目ですから自分で守るためにも作業は十分気をつけて行ってください。
レーザー装置には必ず貼ってある警告シールです
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