レーザーマーカー

レーザーマーカー

身の回りにある様々なものにはレーザーでマーキングされた物が数多く存在します。時にはシリアルNナンバーであったり時にはバーコードであったりと日常、目にする物の多くに使用されています。レーザーマーカーが比較的購入しやすい価格帯になってきたことから汎用性が進んでいます。ここではレーザーの波長レーザー発振器のタイプで分類別けを行い紹介しています。
種類 概要・特徴
CO2レーザーマーカー
 CO2レーザーマーカーはもっともポピュラーなレーザーマーカーです。10W程度の小型小出力なモデルから数百Wの大型高出力のモデルまで幅広いラインナップが揃います。PET等の透明樹脂や紙のマーキングに利用されています。
ファイバーレーザーマーカー
 ファイバーレーザーマーカーもCO2レーザーマーカーと並び非常に多くのマーケットで利用さています。特に金属系の材料に対して効率よくマーキングが行えるため金属部品のマーケットでの利用は多いです。
グリーンレーザーマーカー
 CO2レーザーマーカーやファイバーレーザーでは上手く吸収しない材料に対しての利用やガラスやアクリルなどの透明材の内部へのマーキングに利用されます。また銅に対して吸収がよいので銅薄膜の除去などにも利用されています。
UVレーザーマーカー
 他の波長では反応しない材料や微細なマーキングを行う際に利用されます。スポットサイズが10μmぐらいまで絞れるため超微細なマーキングが行えます。樹脂の改質による変色マーキングが行え、ケーブルなどのマーキングに利用されています。