レーザーは様々な加工を行う能力を持っており一般的な工作機械と同様に「切る、削る、穴をあける」といったことはもちろん、溶接や溶着、表面改質、成膜や微細加工など多岐にわたる加工が行えます。

レーザー金属溶接加工

レーザー金属溶接加工

レーザーを使用した金属溶接加工は板金加工を行っている多くの工場で一般的な加工法として活用されています。代表的な材料は鉄や炭素鋼、アルミやアルミ合金、SUSといったところですが銅や金、白金、ニッケルなどの溶接も行えます。溶接は多品種少量のことも多く小規模の工場ではハンドタイプの溶接機を使用していることも多いです。TIG等に比べ溶接痕がきれいなことが特徴です。

材質別加工可否

加工装置概略図

鉄/炭素鋼
ステンレス
アルミ
銅/銅合金
チタン
ニッケル
マグネシウム
モリブデン
タングステン